ロストック 6月3日 デモ衝突後
下澤です。
朝起きて日本人の知り合いが買ってきた新聞に目をやると、黒い覆面をし加たデモ参者が石を投げ、車に火をつけている写真がデカデカと載っている。日本からの家族のメールにも「テレビで見たけれど、暴動が続いていて大変でしょう?」とあった。しかし、昨日のデモは現場から見ると全体的にもう少し落ち着いていたし、警察官などとの衝突があった場所はほんの一部だ。しかし、こうした新聞やテレビの報道だけを見ると「暴徒化したデモ」的なレッテル化がされてしまっていて、少々不満だ。
今回のドイツのNGOは、提言活動を主としている「NGO Platform」と、G8サミット開催そのものを阻止しようとするNGOのいくつかのネットワークグループに分かれている。しかし、昨日のデモもそうだが、ロストックで展開されているデモや集会はそれらが一体となって進んでおり、昨日のデモも、そういったグループが入り混じって参加しているように見受けられた。また今日もイベントもそれぞれ農業に関心の高いグループが自主的にデモを行っている。こうして考えるとロストックで展開されている様々な活動の「日程の調整」「統一行動」を一体だれが調整しているのか不思議な感じがする。またそうした企画をすべて網羅したパンフレットが無料で配られていることもそれを想像させる。開催カタログやそれぞれのイベントには主催者の連絡先が明記されていない。G8開催そのものに反対するグループと、提言活動を目的とするグループが混在一体となってこのロストック市内では活動している。それを日本のNGOに当てはめてみると、なかなか想像しにくい。つまり提言を中心的な活動するNGOフォーラムと開催そのものに反対するグループが一緒に北海道でデモをしたり、イベントの時間調整をしたり、出店料を決めたり、合同のパンフをつくるということと同じことだからだ。この点はロストックで勉強になったことのひとつだ。
朝、ロストックの街を歩く。静かだが、時々パトカーが行きかっている。警察官の数も昨日から比べるとかなり減ったようだ。駅につくと、昨日のデモ参加者と思われる人々が食事をしたり、電車を待っているが、昨日と比べると閑散としている。売店の新聞を見ると昨日のデモの暴徒化を大きく扱っている新聞はあまり多くなく、他の事件を表紙に掲載しているものが多い。
今日は、「Global Agricultural Day of Action」のデモがあった。これはグローバル化に負の影響を受ける農業に対する抗議デモだった。

トラクターでデモの終点地点に入る

1日1ドル以下で暮らす貧困者がいるのに、牛は1日2ドルの補助金をもらっているという政策を批判しているパフォーマンス

演説に聞き入るデモ参加者。鶏のぬいぐるみがリアルだった
ドイツ語で全部スピーチが行われ、横断幕もほとんどがドイツ語のため、具体的なことが今ひとつわかりにくいのが残念だ。昨日も今日もそうだが、デモの仮装、パフォーマンスが面白い。今日はこのぐったりした牛と貧困に苦しむ人の像のパフォーマンスが目立っており、面白いパフォーマンスにはしっかりとカメラマンが集まっていた。
夜は、ロストックに集まっているNGOフォーラム参加団体の日本人NGO関係者が集合して、打ち合わせをした。明日4日はドイツのNGOとNGOフォーラムで意見交換会を計画している。
朝起きて日本人の知り合いが買ってきた新聞に目をやると、黒い覆面をし加たデモ参者が石を投げ、車に火をつけている写真がデカデカと載っている。日本からの家族のメールにも「テレビで見たけれど、暴動が続いていて大変でしょう?」とあった。しかし、昨日のデモは現場から見ると全体的にもう少し落ち着いていたし、警察官などとの衝突があった場所はほんの一部だ。しかし、こうした新聞やテレビの報道だけを見ると「暴徒化したデモ」的なレッテル化がされてしまっていて、少々不満だ。
今回のドイツのNGOは、提言活動を主としている「NGO Platform」と、G8サミット開催そのものを阻止しようとするNGOのいくつかのネットワークグループに分かれている。しかし、昨日のデモもそうだが、ロストックで展開されているデモや集会はそれらが一体となって進んでおり、昨日のデモも、そういったグループが入り混じって参加しているように見受けられた。また今日もイベントもそれぞれ農業に関心の高いグループが自主的にデモを行っている。こうして考えるとロストックで展開されている様々な活動の「日程の調整」「統一行動」を一体だれが調整しているのか不思議な感じがする。またそうした企画をすべて網羅したパンフレットが無料で配られていることもそれを想像させる。開催カタログやそれぞれのイベントには主催者の連絡先が明記されていない。G8開催そのものに反対するグループと、提言活動を目的とするグループが混在一体となってこのロストック市内では活動している。それを日本のNGOに当てはめてみると、なかなか想像しにくい。つまり提言を中心的な活動するNGOフォーラムと開催そのものに反対するグループが一緒に北海道でデモをしたり、イベントの時間調整をしたり、出店料を決めたり、合同のパンフをつくるということと同じことだからだ。この点はロストックで勉強になったことのひとつだ。
朝、ロストックの街を歩く。静かだが、時々パトカーが行きかっている。警察官の数も昨日から比べるとかなり減ったようだ。駅につくと、昨日のデモ参加者と思われる人々が食事をしたり、電車を待っているが、昨日と比べると閑散としている。売店の新聞を見ると昨日のデモの暴徒化を大きく扱っている新聞はあまり多くなく、他の事件を表紙に掲載しているものが多い。
今日は、「Global Agricultural Day of Action」のデモがあった。これはグローバル化に負の影響を受ける農業に対する抗議デモだった。

トラクターでデモの終点地点に入る

1日1ドル以下で暮らす貧困者がいるのに、牛は1日2ドルの補助金をもらっているという政策を批判しているパフォーマンス

演説に聞き入るデモ参加者。鶏のぬいぐるみがリアルだった
ドイツ語で全部スピーチが行われ、横断幕もほとんどがドイツ語のため、具体的なことが今ひとつわかりにくいのが残念だ。昨日も今日もそうだが、デモの仮装、パフォーマンスが面白い。今日はこのぐったりした牛と貧困に苦しむ人の像のパフォーマンスが目立っており、面白いパフォーマンスにはしっかりとカメラマンが集まっていた。
夜は、ロストックに集まっているNGOフォーラム参加団体の日本人NGO関係者が集合して、打ち合わせをした。明日4日はドイツのNGOとNGOフォーラムで意見交換会を計画している。